【おすすめ】思い出のレンズで今を撮る|オールドレンズとα7IIでつながる5つの魅力


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なぜ「ソニーα7II」が選ばれるのか?➡パイオニアだから

今ではすっかり当たり前になった、“ミラーレス一眼カメラでオールドレンズを楽しむ”という撮影スタイル。
でも、この楽しみ方が広まり始めたのは、おそらく10年ほど前のこと。

そのきっかけのひとつが、ソニーが世界で初めてフルサイズのミラーレス一眼カメラを発売したことでした。
「α7」シリーズの登場は、まさに新しい時代の始まりだったと思います。


※ フルサイズミラーレスって?

少しだけ補足をすると、「フルサイズ」というのは、昔の35mmフィルムというもっともポピュラーなタイプと同じ大きさのイメージセンサーを積んでいるカメラのこと。
これにより、レンズ本来の画角やボケ味がそのまま楽しめるのが特長です。
そして「ミラーレス」というのは、その名の通りカメラ内部の反射鏡つまり“ミラー”を取り払った仕組みのことで、
そのぶんボディを薄く軽くできたり、レンズの選択肢が広がったりします。


「SONYα7II」が愛用された5つの理由

そんなミラーレスとフルサイズの両方を備えたSONYα7シリーズの中でも、
私が手にしたのは「α7II(アルファセブン・マークツー)」という2世代目のモデルでした。

ここからは、なぜこのカメラがオールドレンズを楽しむ道具としてこれほど愛されているのか
その理由を5つに分けて、ご紹介していきたいと思います。


1. ミラーレスならではの“薄さ”が、古いレンズを自由にする

一眼レフカメラには“ミラー”という部品があり、どうしてもレンズとセンサーの距離(=フランジバック)が長くなってしまいます。
このため、他メーカーの古いレンズを装着するのが難しかったのですが

ミラーレスであるα7IIは、この制約がありません。
アダプターを使えば、さまざまなオールドレンズを装着することができるようになります。

おすすめはK&F Concept のマウントアダプターデザインが最近よくなった

キャノンFD、ライカM、M42スクリューマウント、ニコンFなど、往年の銘玉といわれるようなレンズをデジタルの現代で蘇る体験ができます。


2. フルサイズセンサーだから、レンズの“本来の画角”で撮れる

例えば50mmレンズをAPS-Cサイズのカメラにつけると、実質75mmくらいの画角になってしまいます。
でもα7IIはフルサイズセンサー搭載なので、レンズが設計された本来の画角や遠近感を、そのまま体験することができます。

オールドレンズは、設計された時代背景や作り手の美意識が焦点距離にも宿っています。
その個性をまるごと受け止めてくれるのが、フルサイズ機の魅力なんです。


3. 手ブレ補正つきで、マニュアルレンズでも安心

オールドレンズには手ブレ補正なんて付いていませんし、基本はマニュアルフォーカス。
だからこそ、ちょっとした揺れや手のブレが気になるシーンも多くあります。

でもα7IIには、当時としては革新的だった5軸のボディ内手ブレ補正が搭載されていました。
どんなレンズでも補正が効くこの仕組みは、マニュアルレンズを使ううえで非常に頼もしい味方になります。

「この暗さでも、もう少し粘って撮ってみよう」
そんなふうに一歩踏み出せる勇気をくれる機能です。


4. EVF(電子ファインダー)で、ピント合わせがしやすい

マニュアルレンズは、自分の手でピントを合わせる必要があります。
一眼レフだとこの作業が難しかったり、わずかにズレていたりすることもありました。

その点、α7IIには**EVF(電子ビューファインダー)**が搭載されていて、
ピントを拡大表示できたり、「ピーキング機能」でピントの合っている部分を色で教えてくれたりします。

ピント合わせがしっかりできることで、マニュアルレンズの楽しさが一段と増すんです。


5. “家族の思い出のレンズ”で、いまを撮る

そして、私にとってこれがいちばん大きな理由かもしれません。

父が若い頃に使っていたキャノンのFDレンズ。
祖父が晩年まで愛用していたニコンのFマウントレンズ。
そんな思い出のつまったレンズたちを、
α7IIというカメラを通じて、現代でふたたび使えること。

古いレンズが、現代のカメラの技術によって新しい表現で蘇る
でもそこには、当時の光や空気を感じさせる“あの味わい”がちゃんと残っているんです。

この体験はまるで、過去の父や祖父と、いまの自分が静かに繋がったような、
そんな不思議であたたかい感覚でした。


カメラが過去と今をつないでくれる

写真は「今この瞬間」を写すもの。
でも、オールドレンズという“時間の器”を通すことで、
そこには過去の記憶や、誰かの視点がそっと重なることもある。

α7IIは、そんな時間の橋渡しをしてくれるカメラでした。

性能やスペックだけでは語りきれない、情緒を写す道具としての価値があります。

あなたも、α7IIで思い入れのある古いレンズを使ってみませんか?

家族の思い出が詰まったレンズ、過去の名作レンズを現代の技術で再発見する楽しさ。
その体験はきっと、あなたにとっても特別なものになるはずです。

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