フィルムカメラで使える小技3選プラス1

デジタルカメラが主流の時代ですが、フィルムカメラ特有の質感や温かみのある写真が再評価されています。

特に、機械式のフルマニュアルカメラを使う場合、撮影には少しコツが必要です。

今回は、フィルムカメラをより楽しく、効率的に使うための小技をご紹介します。


目次

1. パンフォーカス

写ルンですのレンズはこのパンフォーカスに固定して1m~∞mでほぼピントが合うようにしています。

パンフォーカスとは、ある一定の距離から遠くまで、すべてにピントを合わせる技法です。

活用方法

  • F値を F16以上 に設定する。
  • ピントを 無限遠(∞マーク付近) にセットする。
  • 5m以上の被写体 を狙って撮影する。

この設定にすると、広範囲でピントが合い、街中のスナップや風景写真に最適です。

  • 「写るんです」 などのレンズ付きフィルムカメラは、このパンフォーカスの仕組みを利用しているため、ピント調整なしで撮影が可能です。

2. ゾーンフォーカスを使ってスナップ撮影をスムーズに

ゾーンフォーカスとは、ピントの合う範囲を大まかに分けて撮影する方法です。

活用方法

  • F5.6〜F8 に設定する。
  • ピントを「近・中・遠」のゾーンに分けて、だいたいの距離で合わせる。
  • 被写体の距離に応じて、大まかにピントを調整する。

この技法を使えば、素早くピントを合わせることができるため、ストリートスナップに最適です。

オリンパス TRIP 35Konica C35 には、マークでこのゾーンフォーカスを使える機構が搭載されていました。


3. サニー16ルールで適正露出を確保

LEICA M-A 現在も販売中のフィルムカメラですが、露出計を搭載いないモデル

サニー16ルールとは、晴れた日に適正な露出を得るための目安です。

古いカメラには露出を自動調整してくれる機能や露出計も搭載されていないカメラがあります。

この小技はそういったカメラに有効です。

基本設定

  • 晴天時: F16にして、シャッタースピードはフィルムISOの逆数(ISO100なら1/100秒、ISO400なら1/400秒)に設定する。
  • 曇天時: F11にする。
  • 日陰: F8にする。

ポイント: フィルムは ハイライト(明るい部分)に強く、シャドウ(暗い部分)に弱い ため、少し明るめの設定で撮影すると失敗が少なくなります。


4. フィルムの箱に書かれている設定を活用する(プラス1)

Processed with VSCO with hb1 preset

フィルムのパッケージには、メーカー推奨の撮影設定が記載されていることがあります。

活用方法

  • フジフィルムやコダックの箱には、基本的な露出設定(F値・シャッタースピード)が書かれていることが多い。
  • 迷ったら、まずこの設定を参考にする。

これは意外と知られていないテクニックですが、初心者でも簡単に適正露出で撮影するのに役立ちます。


まとめ

フィルムカメラはデジタルとは異なり、撮影の一つひとつに工夫が求められますが、その分「撮る楽しさ」を感じることができます。

今回紹介した小技を活用すると、より簡単に失敗を防ぎ、素敵な写真を残せるようになります。

パンフォーカス → 風景やスナップ撮影に!

ゾーンフォーカス → 素早くピントを合わせたいときに!

サニー16ルール → 露出計がないときの目安に!

フィルムの箱の設定 → 迷ったらこれを参考に!

フィルムカメラならではの味わい深い写真を楽しんでください。

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