【写真の撮り方】水の撮り方3選

もうすぐ夏がくる。

夏がくると、海や川、滝、グラスの中の水など撮りたくなりますよね。

そこで、おすすめの水系の撮り方をご紹介します。

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目次

水の形を撮る(シャッタースピード(SS)を早くする)

水は、流体という形を維持できない物体です。

その流体である波や水しぶきの一瞬の形を捉えるためには、シャッタースピード(以下SS)を下記のように設定します。

ISO 320 70 mm f/ 5.6 SS 1/3200秒
  • SSを1/500秒以上に設定
  • 寄って撮るならSSは1/4000秒以上に設定
  • 暗くなりやすい

SSを早くするとカメラのセンサーに光が当たる時間が短くなるのでその分画像は暗くなります。

  • 絞り値はF8~F10に設定。絞り値が小さすぎるとシャープさが失われる。

絞り値を小さく設定すると、ピントが合う範囲が狭くなるので、常に流動している水撮ろうとする時、狙った場所にピントを合わせるの難しくなります。

また、一部にしかピントが合ってないと、写真を全体的に見たときにシャープが失われ、ぼやっとした印象になってしまいます。

最低でも絞り値はF5.6以上することをおすすめします。

水の軌道を撮る(シャッタースピード(SS)を遅くする)

前述のSSを早くするとは逆にSSを遅く設定して勢いのある水の流れを撮ることができます。

ISO 800 70 mm f/ 5.6 SS 2秒
  • SSを1/4~1秒に設定
  • カメラを固定することが必要

SSが遅いと「手振れ」がしやすくなります。最近のカメラは、手振れ補正という機能がついているものが多く、ある程度の手振れは防げますが、できれば、足場のしっかりした場所に固定したほうがいいですね。

  • SSを遅くし過ぎない

先ほどの手振れとは別に「被写体振れ」というものがあります。これはカメラを固定しても、手振れ補正があっても防げません。

被写体振れを防ぐためにはSSを早くするしかないので、被写体振れをしない程度のSSを設定する必要があります。それが1/4~1秒に設定することが適正でしょう。


※風の強い日などは上記の設定でも被写体振れが起きる可能はあります。撮影状況によって設定を変えて適正なSSを設定しましょう。

手前の草木は風で揺れているので被写体振れになっています。

また、SSが遅すぎると滝の流れの筋がなくなり、白っぽくなり、流れの勢いが失われます。

水の流れの筋が残るように撮ると流れに勢いが出ます。

シャッタースピードの変化を比較するとこんな感じ

マクロ撮影で水滴を撮る

被写体を葉っぱや鏡などについている水滴を撮るのもおすすめです。

水飛沫や波、川の流れと違ってしっかりピントや構図を考えて撮れます。

  • カメラ、レンズの最短撮影距離に注意。

レンズ付きのコンパクトデジカメや交換式レンズには最短撮影距離という被写体を一番近くで撮れる距離が存在します。

この距離はレンズによって違うので注意。

基本的にはコンパクトデジカメにはマクロモード、一眼レフやミラーレスカメラのようなレンズ交換式カメラはマクロレンズ、クローズアップフィルターという物を取り付けることで撮るができます。

ただし、広角レンズは最短撮影距離が短いレンズがあり、マクロレンズやクローズアップフィルターほどではありませんが、被写体に近づいて撮影することができます。

マクロレンズ

クローズアップフィルタ

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