【レビュー】 LUMIX S5II|写真も動画も撮れる新しい万能ミラーレスカメラ

初めて所有したカメラは、誕生日に買ってもらったLUMIXのコンデジでした。

そこから16年の時が経ち、再びLUMIXのカメラを手にしました。

パナソニック LUMIX S5IIは、高画質かつコンパクトなボディが特徴のフルサイズミラーレス一眼カメラ。

2023年現在、LUMIX Sシリーズの最新モデルに位置づけられており、高性能なスペックを備えた魅力的なカメラです。

この記事では、S5M2の主な特徴や魅力について、詳しく紹介していきます。

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目次

LUMIX S5とは

スペック表

画素数2420万画素(有効画素)
価格新品 ¥247,500 
中古 ¥235,800
撮影感度標準:ISO100~51200
拡張:ISO50、320、102400、204800
連写撮影メカシャッター/電子先幕時:約9(AFS/MF)約7(AFC)コマ/秒
電子シャッター時:30(AFS/AFC/MF)コマ/秒
液晶モニター3型(インチ)
184万ドット
ローパスフィルターレス
ファインダー視野率
 (上下/左右)
100/100
専用電池型番DMW-BLK22
記録メディアSDカード
SDHCカード
SDXCカード
ファインダー倍率0.78 倍
レンズマウントライカLマウント
センサーサイズフルサイズ
35.6mm×23.8mmCMOS
記録フォーマットJPEG/RAW
シャッタースピード電子:1/8000~60秒
電子先幕:1/2000~60秒
メカニカル:1/8000~60秒
撮影枚数ファインダー使用時:370枚
液晶モニタ使用時:370枚
スロットダブルスロット
SDカード×2
防塵・防滴
手ブレ補正
動画撮影4K対応
ファイル形式
 MOV/MP4
画素数
 3:2 6K(5952×3968)29.97p
 16:9 5.9K(5888×3312)29.97p
 17:9 C4K(4096×2160)59.94p
 4K(3840×2160)59.94p
音声記録方式
 MOV:LPCM(2ch 48kHz/96kHz、24bit)、LPCM(4ch 48kHz/96kHz、24bit)
 MP4:AAC(2ch 48kHz/16bit)
サイズ134.3×102.3×90.1 mm
重量約740g(バッテリー、メモリーカードを含む)
約657g(本体のみ)
ネットワークWi-Fi(Wi-Fi Direct対応)
Bluetooth
BLE(Bluetooth Low Energy)
NFC
その他タッチパネル
バリアングルモニター
ゴミ取り機構
USB充電可能
タイムラプス撮影
バルブ撮影
セルフタイマー(10/2秒/10秒 3枚)
メーカーサイトLUMIX公式HP

外観

惹かれたところは、グリップ・ファインダー・シャッター音

僕が実機を触って上で、最も惹かれた3点を紹介します。

グリップの握り心地がとてもいい

これ一番実機を触って、感動したのはグリップでした。

今まで一番グリップ感が良いと思っていたのは、NikonミラーレスZシリーズでその感触に匹敵。

グリップ感が違うとここまで、撮影時の高揚感に繋がるのかと衝撃を受けました。

ファインダーの見やすい

シャッター音が好き

絶妙な音量とシャッターショック、ただこれについては『軽すぎる』、『おもちゃっぽい』という意見もあり、好みが分かれてしまうところ。

ぜひ、実機で確認してみてください。

モニターに好きな指標を表示できるのは新鮮

自分なりにカスタマイズできる楽しみがあります。

リアルタイムラットは面白い!

S5IIを魅力の一つであるリアルタイムラット。

簡単に言うとカメラに読み込んだプリセットを当てて、撮影ができる機能。

本来はプリセットというのは写真や動画編集ソフトに撮影データ読み込んでから適用します。

つまり、撮影中は自分の好きな色味にならないし、必ず後で編集が必要であるということ。

リアルタイムラットはそれらを解決し、撮影時の高揚感を高めるのと編集作業の工数削減に大きく貢献しますね。

AFも問題なし、手ぶれ補正も効きがいい!

AFの速さと正確さは問題なし

ここが、S5II一番の改善ポイント。

先代のS5を含めLUMIX Sシリーズは、AFの性能が課題だったようで、それを解決したのはこのS5II。

体感としては、全く問題はない速さと正確さでした。

ただ連写時にピントがズレた写真があるのが気になる…。

手ぶれ補正も効きがいい!

動画はまだ少ししか撮っていませんが、手ブレを気にせず、軽く撮ったものを見返したら、全然ぶれてなくてびっくりしました(笑)

作例紹介

気になるところ

再生ボタン位置が不便

これは先代からそう、というか他のLUMIXの機種は左に再生ボタンが付いています。

地味にこれが不便!!びっくりするくらい不便でした(笑)

やっぱり右手で基本操作が完結できる重要性を実感しました。

起動が遅い

誰も言及してる人がいないんだけど、起動が2テンポくらい遅い。

α7IIとそんな変わらない速さ。

みんなそんなに気にならない?

それとも僕の設定とかの問題なんだろうか?

まとめ
動画も写真、どちらの撮影も使いやすい新しいオールラウンダー

気になる点がないわけではないですが、基本的に欠点が少なく、全体的に平均以上の性能を誇り、なおかつ他社と比べて価格かなり安いという魅力的なLUMIX S5II。

フルサイズデビューしたい人にぜひ勧めたいですね。

メリットデメリット
握り心地のいいグリップ感
強力な手ぶれ補正
早くて正確なAF
ナチュラルで発色の良い色味
リーズナブルな価格
起動がワンテンポ遅い
再生ボタンの位置が使いづらい
シャッター音が軽い(個人差あり)

こんな人におすすめ

・フルサイズデビューしたい人
・LUMIXの色味が好きな人
・AF性能も手ぶれ補正も
・購入費をできる限り抑えたい人

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