2021年の夏に購入したX-E4というカメラをきっかけに富士フイルムのカメラの魅力に憑りつかれた。
富士フイルムのカメラには携帯性と画質のバランスに優れたXシリーズと圧倒的画質優先のGFXシリーズが存在する。
今回はXシリーズを特に初心者へ富士フイルムのカメラをおすすめしたい。
1.フィルムシミュレーションが楽しい
フィルムシミュレーションとは簡単にいう富士フイルムオリジナルのフィルター機能のこと。
富士フイルムカメラを使う最大の魅力でかつて販売していたフィルムの色味を再現したり、富士フイルムがフィルム時代から色表現を追求していた結果、生まれたのがこの機能。
機種によるが最大で20種類ある。
そしてモノクロモードも含め、各フィルムシュミレーションにはコンセプトがあり、それぞれこだわりや哲学がある。
自分の好みや感性、シチュエーションに合わせて使い分けて撮影するのが楽しいのだ。
2.小型軽量
富士フイルムXシリーズというカメラシリーズはすべてAPS-Cサイズのセンサーを採用している。
フルサイズセンサーより1段階小さいセンサー。
このセンサーサイズを採用する最大のメリットはカメラやレンズを小さく軽く作れること。
これによって持ち出すハードルが下がり、撮影頻度を増えることにつながる。
どんなにいいカメラでも持ち出して撮らなかったら、意味がない。
3.撮影そのものが楽しくなるギミック満載
これは機種によって異なるが撮影そのものが楽しくなるような機能が搭載されている。
露出設定をダイヤル操作できたり、一部の製品だが、ファインダーを光学式と電子式に切り替えができる機能がある。
あとは背面モニターを隠しているモデルもある。
物理的機能がここまで独特なものを搭載しているのは富士フイルムならではだと思う。
4.多種多様なボディ
クラシカルなデザインやグリップが大きい今どきのデザインと中古モデルも含めるとバリエーションが豊富なのも特徴だ。
見た目で決めてしまうのも案外ありではないかと思わせてくれる。
カメラは見た目も大事だ。
機能で決めるか見た目で決めるか、機能と見た目のバランスで決めるか
選び方に自由度がある。
5.富士フイルム公式の関連メディアが面白い
富士フイルムはプロダクトだけでなく、メディアにも力を入れている
メディアを通して様々な富士フイルムのカメラの魅力を発見し、自身が持っているカメラと富士フイルムというメーカーそのものにも愛着がわいてくるだろう。
FUJIFILM 画質完全読本
フィルム時代から「色」と「画質」にこだわり続けてきた富士フイルム。
フィルムシミュレーションへのこだわりや富士フイルムの画質に対する考え方を紹介した書籍。
富士フイルムのカメラを持っている方は、必携の書。
YouTube「FUJIFILM X channel」
富士フイルム公式チャンネルにて様々なテーマでX/GFXシリーズの魅力を発信するオリジナルの動画コンテンツが存在する。
特におすすめなのは製品の開発秘話を聞ける『X lab』、X/GFXユーザーによる熱いトークが見れる『X talk(クロストーク)』の二つ。
持っているだけで楽しいカメラそれが『富士フイルム』
2023年は富士フイルムにとってはあまりイメージのよくない一年だった。
カメラのラインナップは少なくなったし、そもそも現行のカメラも新品で買えないし、中古価格もおかしいことになってるし。
富士フイルムから離れてしまった人もいれば、カメラを選ぶのにそもそも富士フイルムが選択にはいらない人も多いのではないだろうか。
ただそれでもぼくは富士フイルムのカメラを推したい。
ぼくは一度、写真の楽しさがわからなくなりカメラで写真を撮ることをやめてしまった。
そんなぼくに改めて『写真の楽しさ』を教えてくれたのは富士フイルムのカメラだった。
富士フイルムのカメラは『撮ってる時』も『撮った後』も『撮ってない時』も楽しいカメラなのだ。
所有カメラ、レンズ
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