多くの方が手頃な価格で高性能なレンズを探している一方で、どの製品を選べば良いか迷っているのではないでしょうか。特に、「7Artisans 35mm F1.4 Mark II」のようなコストパフォーマンスに優れたレンズは、その性能に対して「本当に大丈夫なの？」と疑問に思うこともありますよね。
この記事では、「7Artisans 35mm F1.4 Mark II」の魅力を徹底的にレビュー。作例を豊富に交えながら、その描写力や操作性、そして気になる「Mark III」などの他モデルとの比較を分かりやすく解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたが理想とするレンズ選びの答えが見つかり、手軽に単焦点レンズでの撮影を楽しめるようになります。
7Artisans 35mm F1.4 Mark II 実写レビュー：APS-C最強コスパレンズの真価
単焦点レンズデビューにぴったりの「7Artisans 35mm F1.4 Mark II」。「約8,500円」という驚きの価格でありながら、明るいF1.4の開放値と優れた描写力を兼ね備えています。
APS-Cセンサー搭載のカメラに装着すると、スナップ撮影やポートレートに最適な標準レンズとして活躍します。本記事では、このレンズの基本的な特徴と、購入に至った経緯を詳しく解説します。
7Artisans 35mm F1.4 Mark II とは？価格・基本性能を解説
七工匠7Artisansから登場した「7Artisans 35mm F1.4 Mark II」は、単焦点レンズをこれから始めたい方にうってつけのモデルです。
ただし、ピント合わせを自分でおこなうマニュアルフォーカス（MF）であることと、 約248gと、手にするとずっしりとした重さを感じますが、その分、しっかりとしたつくりとなっています。
筆者はFUJIFILMの「X-E4」に装着して使用していますが、小型ボディとのバランスも良好です。
なぜ Mark II を選んだ？購入の決め手と筆者の期待
「単焦点レンズを使ってみたいけれど、予算は抑えたい」という思いから、さまざまなレンズを調べていた時に見つけたのが、この「七工匠7Artisans」のレンズでした。
特に「7artisans 35mm F1.4 Mark II」は、価格の安さと明るい開放F値に魅力を感じました。
正直なところ、購入前は「本当に大丈夫なのか？」と半信半疑でしたが、実際に手にしてみると、箱の作りから想像以上にしっかりしており、期待感が高まったのを覚えています。 このレンズが、私の単焦点レンズへの一歩を後押ししてくれました。
7Artisans 35mm F1.4 Mark II の実力：作例と使用感
実際に「7Artisans 35mm F1.4 Mark II」を使って撮影した作例を通して、その描写力と特性を解説します。また、マニュアルフォーカスレンズならではの使用感や、FUJIFILM X-E4との組み合わせについても詳しく触れていきます。
7artisans 35mm f1.4 mark ii 作例ギャラリー：魅力的な描写をチェック
ここでは、「7Artisans 35mm F1.4 Mark II」で撮影した作例を紹介します。 F1.4の美しいボケ感や、被写体の細部まで写し出すシャープネスに注目してください。
作例からわかること
- 開放F1.4では、とろけるような美しいボケ味が楽しめます。
- 中心部は開放からシャープで、被写体を際立たせる描写です。
- 逆光耐性も比較的良好で、意図しないゴーストやフレアは少ないです。
7artisans 35mm f1.4 mark ii 使用感レビュー：MFの楽しさとX-E4との相性
購入当初は「本当に大丈夫なのか」と少し後悔しそうになりましたが、実際に使ってみると、その描写力と使い心地は、単焦点レンズ初心者には十分な性能でした。
特に、マニュアルフォーカスでの撮影がとても楽しかったです。
もともとフィルムカメラでMFレンズを使っていたので抵抗はありませんでしたが、FUJIFILM X-E4のMFアシスト機能を使うことで、ピント合わせは想像以上にスムーズにおこなえました。
自分の合わせたい場所にスムーズにピントを合わせる感覚は、デジタルカメラでありながら、「写真を撮る」という行為の楽しさを再認識させてくれます。 このレンズは、手軽に単焦点レンズの世界を楽しみたい方に、心からおすすめできます。
他の7artisans 35mmシリーズと比較：Mark IIIなどとの違いを解説
「7Artisans 35mm F1.4 Mark II」だけでなく、七工匠からはさまざまな35mmレンズが発売されています。ここでは、特に検索意図の高い「Mark III」や「F1.2」などのモデルとの違いを比較表でまとめ、あなたのレンズ選びの参考にします。
7artisans 35mm f1.4 mark iii との比較：どちらを選ぶべき？
「7Artisans 35mm F1.4 Mark III」は、Mark IIの後継モデルとして登場しました。 大きな違いは、光学設計の改善と、より洗練されたデザインです。
| モデル名 | 開放F値 | フォーカス方式 | 最大径×長さ(mm) | 質量(g) | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 7Artisans 35mm F1.4 Mark II | F1.4 | MF | φ60×42.2 | 約228 | コストパフォーマンスに優れる |
| 7Artisans 35mm F1.4 Mark III | F1.4 | MF | φ63×42 | 約274 | 光学性能向上、クリック感のある絞りリング |
| 7Artisans 35mm F1.2 | F1.2 | MF | φ57×38 | 約150 | より明るい開放F値、より大きなボケ |
| 7Artisans AF 35mm F1.4 | F1.4 | AF | φ69×44 | 約180 | オートフォーカス対応、利便性が向上 |
迷ったら、「Mark II」がおすすめです。
価格と性能のバランスが非常に良く、単焦点レンズの楽しさを十分に味わえるからです。
Mark IIIは光学性能が向上していますが、価格もMark IIより上がります。 また、F1.2モデルはより明るいボケを追求できますが、価格も高くなります。
利便性を求めるならAFモデルも選択肢に入りますが、価格はさらに上昇します。 まずはMark IIで単焦点レンズの基本を体験し、その後、必要に応じてステップアップするのが良いでしょう。
まとめ｜7Artisans 35mm F1.4 Mark II レビュー
この記事では、「7Artisans 35mm F1.4 Mark II」の魅力を徹底的にレビューしました。
手頃な価格でありながら、美しいボケ味とシャープな描写を両立し、単焦点レンズの楽しさを存分に味わえる一本だと自信を持っておすすめできます。 マニュアルフォーカスも、X-E4などのMFアシスト機能を使えば、初心者でもスムーズにピント合わせが可能です。
「単焦点レンズに興味があるけれど、何から始めていいか分からない」「予算を抑えつつ、良いレンズを手に入れたい」というあなたの悩みを、このレンズが解決してくれるでしょう。 ぜひ「7Artisans 35mm F1.4 Mark II」で、新たな写真表現の世界へ踏み出してみてください。
7Artisans 35mm F1.4 Mark IIで、あなたの写真ライフを豊かにしませんか？
使用機材
本記事の執筆にあたり、以下の機材を使用しました。
