【レビュー】7artisans 18mm F6.3 II | 超コンパクトボディキャップレンズ 　

こんなキャップレンズ を探していた。

7artisans 18mm F6.3 IIはまさに探し求めたレンズでした。

一体なぜ僕の心にこのレンズが刺さったのかご紹介します。

7artisans 18mm F6.3 IIとは

7artisans 18mm F6.3 IIは中華のレンズメーカー7artisansから発売されたレンズです。

焦点距離は35mm換算で28mm相当とちょうどよい広さで撮れます。

スペック表

正式名称	7artisans 18mm F6.3 II
発売日	2023年6月9日
価格	新品　¥8100 中古　-
焦点距離	18mm（35mm判換算：28mm相当）
絞り値	f6.3（固定）
撮影距離	0.30~無限遠
フォーカス	マニュアルフォーカス
手ぶれ補正	なし
サイズ	約 Φ56×10mm
重量	約 55 g
フィルター径	装着不可
最大撮影倍率	記載なし
対応マウント	ソニーE (APS-C) キヤノンEF-M 富士フイルムX マイクロフォーサーズ ニコンZ (APS-C)
メーカーサイト	焦点工房公式ページ

外観

とにかく薄くて軽い

なんといってもこの薄さと軽さ。

ほんとにボティキャップと思ってしまうくらい薄い。

重さも55gとボディにつけても全くレンズを重さを感じません。

デザインが良くなった

初代のUFOようなデザインからかなりシンプルなデザインに変更されました。

個人的には新しいデザインが好きなので嬉しい。

ピント合わせができる

このレンズの購入の決め手はピント調節機能あること。

前モデルではできなかったピント調整が可能になり、最短撮影距離が0.3mに短縮。

一般的には焦点距離を考えると長めではあるのですが、ボティキャップレンズというジャンルはピント調節できないし、最短撮影距離が1mのものが多いのです。

故に最短撮影距離が0.3mというのも珍しいし、界隈では驚異的な数値。

解像感のある写りではない

画質については、シャープではなくで線が滲むような描写です。

周辺部も暗くなっています。

オールドレンズのような感じに近いですね。

人によっては眠たい描写だと思うかもしれません。

フィルムシミュレーションのクラシックネガ（CC）グレインエフェクトと組み合わせるとフィルム写真のような画になります。

暗い場所での撮影には向かない

絞り値がF6.3固定なので調整することができません。

なので絞り暗い場所での撮影は難しいと思います。

作例紹介

まとめ
撮影体験も充実した撮れるボディキャップレンズ

ここまで薄くて軽くて機能的なキャップレンズは見たことがありません。

このタイプのレンズには珍しいピント調節機能があり、マニュアルフォーカスレンズのような使い方ができるので撮影体験も良いと思います。

価格も1万円を切りますので楽しく撮れるボディキャップを一つ持たれても良いのではないでしょうか。

メリット	デメリット
とにかく薄くて軽い デザインがいい ピント調節ができる	絞り値がF6.3固定なので暗い場所での撮影には向かない フォーカスはない 解像感のある写りではない。