大抵の場合、SONYα7IIで事足りるのではという話|レビューと作例で徹底解説

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「フルサイズ機がほしいけど、最新モデルはちょっと手が出ない…」

そう感じているなら、SONY α7IIは魅力的な選択肢です。実は筆者も、長年α7IIを愛用してきました。最新機種にはない、写真に基本的な魅力が詰まっていると断言できます。

実は、私も写真活動の原点としてSONY α7IIを使ってきました。20代の思い出のほとんどは、このカメラで記録してきたと言っても過言ではありません。最新機種にはない魅力もたくさん詰まっているんです。

この記事では、「α7IIで十分」と考える理由を、現役ユーザーの視点から徹底解説。豊富な作例を通じて、その実際の描写力をお見せします。特に、オールドレンズとの驚くべき相性は、予算を抑えつつ芸術的な表現を追求したいあなたに最適。今、あえてα7IIを選ぶ賢明な理由と、写真ライフを始めるための実用的な情報をお届けします。

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目次

なぜ「α7IIで十分」なのか?現役ユーザーが語る魅力

最新機種が毎年登場する写真の世界で、なぜ今、あえて9年前のモデルであるα7IIを推すのか。発売から数年経った今でも、SONY α7IIが多くの人に選ばれるのには理由があります。現役ユーザーである筆者が、その魅力を深掘りします。

最高のスペックは不要?写真の本質

最新の高いスペックは、プロの要求に応えるためのもの。趣味や日常の記録が主なら、α7IIの画質と表現力で十分に写真の深い世界を堪能できます。写真の基本的な喜びは、高いスペックだけでは得られないのです。

軽量コンパクトな写真システム|持ち出す喜び

フルサイズミラーレスでありながら、α7IIは軽量でコンパクト。コンパクトなレンズを選べば、日常で気軽に持ち出せる写真システムが構築できます。「撮りたい」と思った瞬間に写真を楽しめる機動性は、写真の喜びを大幅に増大させます。

フルサイズの利点と引き換えに携帯性と手ぶれ補正を向上させた組み合わせ

思い出記録にも創作活動にも|α7II一台で全て事足りる

日常の記録から創作的な表現まで、α7IIはあなたの写真ライフを熱心にサポートします。

日常使いから作品撮りまで!幅広い用途

風景、ポートレート、スナップなど、幅広いジャンルの写真に対応できる基本的な性能を備えています。趣味の写真はもちろん、家族の記録や、ちょっとした作品撮りにも十分活躍してくれます。

動画はFHDで十分?

思い出の記録は、「それなりに写ればいい」ので、FHD動画で十分美しい映像を残せます。逆に、高画質の4K動画は魅力的ですが、PCやスマホなどのデータ容量を圧迫しがちなので、ためらっています。

撮影行為を楽しむならα7IIで十分|「撮る喜び」をスマホ以上に

α7IIを手にする喜びは、スマートフォンでは決して味わえない「写真を撮るという体験」そのものにあります。撮ってて楽しくないと、スマホで良いってなってしまいますよね。機械的な操作感、ファインダーを覗く没入感、そして高画質があなたの撮影意欲を刺激します。

自撮りについては、モニターが回転するバリアングルモニターではないので、自撮りはしにくいができないわけではありません。あと僕は自撮りがそんなに好きではないので、気にならないというのもあります。どうしても写りたかったら、誰かにカメラを持ってもらえればいいですしね。

最初の1本に!α7IIにおすすめのレンズ

α7IIと組み合わせて写真を楽しむためのおすすめレンズをご紹介します。

ZEISS Loxia 2/50

筆者が創作活動で愛用しているZEISS Loxia 2/50との組み合わせは、α7IIのポテンシャルを最大限に引き出します。マニュアルフォーカスならではの写真を「操る」感覚と、ZEISSレンズの優れた描写力が、創造性を刺激します。

画質の良さやボケ感はフルサイズなので十分に楽しめるでしょう。少なくとも僕は満足しています。RAWデータも撮れるから、がっつり編集も可能で、手ぶれ補正やスマホ連携など、最低限のスペックも備えています。フルサイズのミラーレスカメラの中ではボディは軽量だし、レンズも軽量でコンパクトなものが結構あるので、持ち出すハードルはかなり低いのです。

ZEISS 単焦点レンズ Loxia 2/50 創作活動用。
マニュアルの操作性良し、携帯性良し、画質良し、三方良し。

ZEISS Loxia 2/50の作例

E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS

思い出の記録には、コンパクトで手ブレ補正付きのE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSが最適。「それなりに写ればいい」という要求を満たしつつ、コンパクトさで持ち運びも簡単です。高画質は、大切な瞬間を美しく残させます。

APS-C用レンズ E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS  このコンパクトさで手ぶれ補正付き

E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSの作例

オールドレンズとの相性抜群!眠れるオールドレンズを蘇らせる

α7IIは、ボディ内手ブレ補正機構を搭載しているため、オールドレンズとの相性が抜群です。個性豊かなオールドレンズの描写を手ブレを気にせず楽しめるのは、フィルムカメラのような写真の深みを求めるユーザーにとって大きな魅力です。

豊富なマウントアダプター|遺産を現代へ

多くのマウントアダプターが存在するため、オールドレンズを簡単にα7IIに装着できます。お家に眠っているオールドレンズがあればぜひ使うことをおすすめします。祖父や父親から受け継いだレンズが、現代の写真テクノロジーで再び生き返る喜びを体験してください。

僕も祖父や父が持っていたレンズをアダプタをかませて装着し、楽しんでます。

個性豊かな描写|アナログな味わい

オールドレンズは、現代のレンズにはない個性豊かな描写が魅力。柔らかなボケ、独特の色味、そして少し不思議な光学的な効果は、あなたの写真にアナログな深さと趣を与えます。

予算を抑えた芸術的な表現

高価な最新レンズに投資する前に、オールドレンズを活用することで、予算を抑えつつ芸術的な表現を楽しめます。写真の奥深さを予算を気にせず探求できるのは、オールドレンズ × α7IIならではの喜びです。

作例で見るα7IIの実力|オールドレンズの美しさ

α7IIとオールドレンズの組み合わせで撮影した作例をご紹介します。フィルム写真のようなユニークな描写を、ぜひご覧ください。

作例1:ノスタルジックなポートレート

オールドレンズ特有の柔らかなボケと、温かみのある色味がポートレートをノスタルジックな雰囲気に仕上げてくれます。α7IIの基本的な描写力も相まって、被写体の魅力を引き立てます。

作例2:夕暮れスナップの深み

暗い場所でも、オールドレンズの開放F値とα7IIの高感度性能を活かせば、深みのある夕暮れスナップを撮影できます。独特の光の表現も、オールドレンズならではの魅力です。

作例3:美しさを捉えるマクロ

オールドレンズの中には、マクロ撮影に適したものも多くあります。α7IIの電子ビューファインダーとピーキング機能を使えば、正確なピント合わせも可能です。

まとめ:ほぼ全てのことはα7IIで完結する

SONY α7IIは、9年前のカメラですが、その時点で一般の方が常用的に使うスペック・クオリティは完成されてたと思っています。最新機種にはない魅力と、写真を楽しむための基本的な性能を兼ね備えた、今でも価値があるカメラです。日常の記録から創作的な活動まで、そして遺産あるオールドレンズの活性化まで、一台で多くの写真の喜びを提供してくれます。写真の本質的な楽しさは、高いスペックだけではない。α7IIは、それをあなたに教えてくれるはずです。特に、手頃な価格でフルサイズデビューしたい方や、オールドレンズの描写を楽しみたい方にとって、最適な選択肢となるでしょう。

僕自身はカメラマン事業をしていたり、カメラそのものが好きなので複数のカメラを持っていますが、日常生活ではα7II一台あれば、思い出の記録も創作活動も十分なのです。

ぜひ、α7IIを手にして、あなただけの写真の世界を開拓してみてください。

僕の要望を叶えるミニマルカメラシステム。
でも、FE 40mm F2.5 G を加えたい・・・。

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