【レビュー】SONY NEX-3Nは今でも使える?|8年愛用した作例・評価とNEX-3との違いも解説

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「古いカメラでも、本当に良い写真が撮れるの?」そう疑問に思う方もいるかもしれません。最新スマホが高画質化する中で、型落ちしたミラーレス一眼に価値があるのか、気になりますよね。

今回は、私が8年間愛用してきたSONYのミラーレス一眼カメラ「NEX-3N」を徹底的にレビューします。発売から年月がたつにも関わらず、このカメラは今でも十分に魅力的な写真を撮影できる実力を持っています。私の創作活動の原点ともいえるこのNEX-3Nが、なぜ今も現役で活躍するのか、その理由をお伝えします。

この記事では、NEX-3Nで撮影した豊富な作例とともに、その使いやすさ、画質、そしてNEX-3との違いについて詳しく解説します。中古のミラーレス一眼の購入を検討している方、NEX-3Nが「今でも使えるのか」を知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。


目次

人生で初めての買ったミラーレスカメラ『SONY NEX-3N』とは?8年愛用した筆者の視点

SONY NEX-3Nは、かつてSONYのミラーレス一眼カメラNEXシリーズの中で、最小最軽量を誇ったモデルです。筆者が初めて手にしたミラーレスカメラであり、その後の写真活動のきっかけとなりました。

コンパクトなボディに詰まった魅力

大学時代、先輩の影響で一眼カメラに興味を持ち始めた頃に登場したのが『SONY NEX-3N』でした。

コンパクトデジタルカメラのようなサイズ感、シンプルな操作感、そして手頃な価格でありながら、当時の一眼レフカメラに匹敵する画質を誇り、レンズ交換も可能な点が魅力的でした。カメラの知識がほとんどなかった当時の私でも、「これは買いだ」と直感し、購入を決めたのです。

8年間の愛用歴とリアルな使用感

購入してから気づけば8年がたち、さすがにボディはボロボロになってしまいました。

バッテリーのふたが閉まらずマスキングテープで固定したり、画面は傷だらけになったりしています。それでも、私は今でもこのNEX-3Nをときどき使っています。それだけ、このカメラには長く愛用できる魅力があるのです。

カメラ名SONY NEX-3N
発売日2013年3月
センサーサイズAPS-C
有効画素数約1610万画素
モニター3.0型チルト可動式液晶
サイズ約109.9(W)×62.0(H)×34.6(D)mm
重量約210g(本体のみ)
特徴ミラーレス一眼NEXシリーズ最小最軽量(当時)、180度チルト液晶
バッテリー入れのふたが閉まらないため、マスキングテープで固定
当時はフィルムを貼るという考えがなく、画面はすり傷だらけ・・・・。

SONY NEX-3Nの作例と「今でも使える?」描写力を徹底評価

「スマートフォンでも高画素、高画質の製品が一般的になってきた現代で、NEX-3Nはまだ使えるのだろうか?」そんな疑問に、作例とともにお答えします。

NEX-3Nで作例を撮る|画質は今でも通用する?

結論として、NEX-3Nの画質は現代でもそこまで見劣りする感じはしません。特に屋外での撮影では、そのポテンシャルを十分に発揮します。


スマートフォンとの画質比較とAPS-Cセンサーの威力

現在のスマートフォンも素晴らしい進化を遂げていますが、NEX-3Nが搭載するAPS-Cサイズのイメージセンサーは、スマートフォンのセンサーよりもはるかに大きいため、物理的な差による影響は明らかです。

特に、暗所での描写力や背景のボケ味、そしてRAWデータでの編集耐性は、NEX-3Nに軍配が上がります。写真のクオリティにこだわりたい方には、NEX-3Nは魅力的な選択肢となるでしょう。

NEX-3とNEX-3Nの違いを比較|中古購入時のポイント

SONY NEXシリーズには、NEX-3とNEX-3Nの2つのモデルがあります。中古で購入を検討する際に知っておきたい違いと、購入時の注意点について解説します。

NEX-3Nが持つ進化点と機能比較

NEX-3Nは、NEX-3の後継機としていくつかの進化を遂げています。

  • 小型軽量化:NEX-3Nは、NEX-3よりもさらに小型軽量化され、携帯性が向上しました。
  • パワーズームレンズキット:NEX-3Nでは、電動ズームの「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」がキットレンズとして採用され、より動画撮影時や普段使いでの利便性が高まっています。
  • 180度チルト液晶:NEX-3Nは、モニターを180度チルトさせることができ、自撮りやローアングルでの撮影がしやすくなりました。
  • オートフレーミング機能:被写体を自動認識し、構図を最適化して2枚の画像を保存する機能が追加され、写真初心者でも簡単に魅力的な写真が撮れるようになりました。

中古でNEX-3Nを買う価値と注意点

現在、NEX-3Nは中古市場でレンズキットで2万円から3.5万円前後で購入できます。この価格帯でAPS-Cセンサー搭載のミラーレス一眼が手に入るのは、非常に魅力的です。

中古購入時の注意点としては、以下の点が挙げられます。

  • バッテリーの状態:経年劣化により、バッテリーの持ちが悪くなっている場合があります。予備バッテリーの購入も検討しましょう。
  • 液晶画面の傷:保護フィルムを貼らずに使用されていた場合、液晶画面に傷がついていることがあります。
  • 外観の状態:ボディの傷やスレ、バッテリーふたの破損などがないか、細かく確認しましょう。
  • レンズの状態:キットレンズにカビやクモリがないか、動作に問題がないか確認しましょう。

まとめ:NEX-3Nはスナップカメラとしてまだまだ現役!

SONY NEX-3Nは、発売から年月がたった今でも、スナップカメラとしてまだまだ現役で活躍できる実力を持っています。その画質は現代でも十分通用し、発色もかなり良いです。

やはりカメラの心臓部と言われるイメージセンサーのサイズはスマートフォンのセンサーより大きなAPS-Cサイズを搭載してるので、物理的な差による影響があるのは確かです。編集とかするとその差の影響は顕著に出ると思います。

携帯性に優れているため、散歩がてらの日常の記録や旅行先での撮影には申し分ありません。お金をかけずにスマートフォンより画質やクオリティにこだわってみたい方、手軽に写真撮影を楽しみたい方が始めるには、NEX-3Nは非常におすすめできる一台です。

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